田植え時の適当な水の深さはどれくらいですか。
田植機による植付作業時の水の深さは「1cm〜3cm」程度が適当です。
水が多すぎたり少なすぎる場合、以下の影響が懸念されます。
■水が少ない場合
車輪による泥のかき上げ増える、フロート跡が強く残る。
ほ場表面が硬くなりやすく、植付姿勢が乱れる。
作溝器に泥が詰まると施肥詰まりが発生し、生育ムラができる。
除草剤などがほ場表面に広がりにくく、苗を傷める。
■水が多い場合
全体的に浅植えになりやすく、浮き苗や転び苗が発生しやすくなる。
作溝器内の上部やホース内部に水が浸入し、肥料が所定の深さで埋設されない。
肥料詰まりが発生しやすくなる。