よくあるご質問

人工マット苗での植付けにおいて、注意事項を教えてください。(田植機)

人工マット苗での植付けにおいて、注意事項を教えてください。(田植機)

人工マット苗(ハイマット苗、ロックウール苗)は、一般の苗に比べて「軽い」、「床土部が軟らかい」、「根張りが不安定」という特徴があります。
そのため、移植時に「苗の継ぎ目で連続欠株する」、「一株本数がバラつく、植付姿勢がバラける」といった不具合が発生してしまうことがあります。

下記の注意事項をご確認いただき、解決しない場合は、お取引きの販売店へご相談ください。(お近くの販売店検索は こちら

1.苗の取り扱いに関する注意事項
(1)苗が適切に根張りしている時期に移植する。
(2)植付け前に、苗に水を掛ける。
(3)苗のせ台への苗の継ぎ足しは早めにする。
※根張り不十分な時点や、適期から遅れスポンジが腐り始めてから植付けしないこと。
※(2)、(3)は、苗が軽い事による縦送り不良の防止の対応です。

2.田植機の設定に関する注意事項
(1)苗ステー及び苗押さえ棒の高さを、苗を適度に押えるように調整する。
(2)植付深さは、やや深めの設定にする。
(3)苗取り量は、使用者(ユーザ)の許容範囲の中で、多めに設定にする。
※一般的な苗より浅植えになりやすい特性です。
※苗取り量を増やすと、
爪と取出口ガイドの縦方向の隙間が詰まる分、掻き取りが安定します。

★参考:植付け爪の種類による性能差は少ないですが、H爪のほうが I 爪より掻き取りが少し安定する場合もあります。
オプション部品の苗スライドストッパの装着で、掻き取りが安定する場合もあります。
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